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オーストラリアのペンギンがかわいすぎる……カフェも充実!メルボルンが女子におすすめなワケ

    夕日が沈み、辺り一帯が波の音しか聞こえなくなった頃、まるで時間を合わせたかのように一羽、また一羽と、体長30センチほどのペンギンが浜辺から徐々に姿を現し始めます。その数はどんどん増し、遂にはパレード状態に。

    初めてメルボルンでこの様子を見る人は、こんなに間近で気軽に、しかもオーストラリアで野生のペンギンを見られることに驚くことでしょう。そんな光景が楽しめるばかりか、「世界一住みやすい街」とまで言われるメルボルンの魅力を紹介しましょう。

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    JAL直行便の登場で注目されたメルボルン

    2017年に東京・成田空港から日本航空(JAL)の直行便が登場したことで、日本との距離も縮まったオーストラリア・メルボルン。成田空港からの所要時間は10~11時間ほど。現在、日本航空のほかにカンタス航空もメルボルンへの直行便があります。

    関西国際空港を利用する場合は、カンタス航空やジェットスター航空でシドニーやケアンズで乗り継ぎ、メルボルンへ向かいます。福岡や名古屋からはフィリピン航空やタイ国際航空など東南アジアで乗り換えていく方法もあります。

    ヨーロッパ、アジア、アメリカから遠く離れたメルボルン

    ヨーロッパ、アジア、アメリカから遠く離れたメルボルン

     

    要注意!オーストラリア入国するのに必要なETAS

    メルボルンだけでなくシドニーなどオーストラリア各都市を訪れる際に注意なのが、ETAS(イータス)と呼ばれる観光ビザ。出発前にパスポート番号や生年月日をオンラインで入力し、最後に申請料(20豪ドル/2018年10月時点)をクレジットカードで支払います。

    渡航許可の結果は12時間以内に届くことが通常ですが、出発する1週間前ぐらいに取得しておくと安心です。登録画面は英語だけでなく日本語でも表示されていますので、自分で申請することもできますが、心配な場合は旅行会社など代理で申請してくれるサービスもあります。

     

    ところでオーストラリアのメルボルンってどんな街?

    オーストラリア東南部、ペンギンの住む都市、メルボルンはどんな街なのでしょうか。

    オーストラリアの都市でもオペラハウスで有名なシドニーや、ダイビングのできるケアンズなどは身近な旅行先ですが、メルボルンって…? とイメージが湧かない人も少なくないでしょう。

    メルボルンは、ゴールドラッシュや貿易の拠点として、古くから文化や移民が集まり栄えた港湾都市。実はシドニーに次ぐ2番目の規模を誇ります。

    海岸にはヨットハーバーがあり、近代的なビル群も(写真提供:浅井みらのさん)

    海岸にはヨットハーバーがあり、近代的なビル群も(写真提供:浅井みらのさん)

    メルボルン市内は19世紀頃に建設されたヴィクトリア朝の建物が多く残り、どこかヨーロッパの街を散策してるよう。また、郊外へ足を伸ばせばオーストラリアのペンギンをはじめ、カンガルー、コアラなどに出会える一面も兼ね備えています。

    気候は南半球なので、日本とは正反対。そして、海流の影響により一年で最も寒い7月頃でも平均気温は10℃前後ほど。1月の真夏日も30℃以上はあまり超えず、一年を通して過ごしやすいのが特徴です。

    街路樹からの木漏れ日が清々しい10月のメルボルン(写真提供:浅井みらのさん)

    街路樹からの木漏れ日が清々しい10月のメルボルン(写真提供:浅井みらのさん)

     

    メルボルンが住みやすい理由は交通手段にあり

    歴史と自然に囲まれ、過ごしやすい気候に恵まれたメルボルンは、度々“世界で最も暮らしやすい都市”として1位を獲得しています。地元の人たちに混ざって散歩してみると、徒歩圏内に必要な施設が揃っているコンパクトさや公共交通機関が充実していることに気付きます。

    特に旅行者に嬉しいのが無料のトラム(路面電車)。メルボルン中心地は無料ゾーンになっていて、郊外へ向かう場合のみ料金が発生します。

    これなら行動範囲もぐっと広がり、移動時間も短縮可能。夕方になると食事を楽しみながら街中を一周できる珍しいトラムカーレストランが登場します。

    頻繁に走るトラムは散策する際の心強い味方(写真提供:浅井みらのさん)

    頻繁に走るトラムは散策する際の心強い味方(写真提供:浅井みらのさん)

     

    趣きを感じるメルボルンの建物にうっとり

    煉瓦造りの教会にステンドグラスが輝くアーケードなど、中世の雰囲気が色濃く残るメルボルンは、どこを見ても絵になる街並みが魅力。

    アーケードにはカフェや雑貨、さまざまなお店が(写真提供:浅井みらのさん)

    アーケードにはカフェや雑貨、さまざまなお店が(写真提供:浅井みらのさん)

    メルボルンのシンボルといわれる中央駅・フリンダースストリート駅、100年以上の歴史があるセントポール大聖堂、ありとあらゆる商品が並ぶクイーンビクトリアマーケット、地上300m近い場所から街を一望できるユーレカタワーなど、新旧の要素が詰まった中心地は活気に溢れています。

    フリンダースストリート駅正面に建つセントポール大聖堂(写真提供:浅井みらのさん)

    フリンダースストリート駅正面に建つセントポール大聖堂(写真提供:浅井みらのさん)

     

    メルボルン観光中に訪れたいティーサロン

    市内観光をする際、とっておきの休憩場所になるのがホープトン・ティールーム。ここは歴史も長く、優雅な装飾に囲まれたブロックアーケードの一角にあります。

    ショーケースに並ぶたくさんのケーキに、まるで宝石のように輝くフルーツは、歩行者が思わず足を止めて見入ってしまうほど。オリエンタルな家具に統一された店内の様子も洗練されていて、贅沢なひとときを過ごせます。

    ケーキの他に朝食メニューなどフードも充実。インスタ映えもしそう(写真提供:浅井みらのさん)

    ケーキの他に朝食メニューなどフードも充実。インスタ映えもしそう(写真提供:浅井みらのさん)

     

    メルボルンはカフェ天国

    歩道が広く、歩行者には歩きやすい印象のメルボルン。奥に入るとオシャレなカフェが続く狭い路地に出くわすこともあります。

    イタリアやベトナムなど世界中からの移民が多いメルボルンですが、かつてはイギリスの植民地であり紅茶の歴史が長いせいか、カフェ文化も盛ん。特にデグレーブス・ストリートとセンター・プレイスはメルボルンの中でカフェが特に多い有名なストリートです。

    コーヒーの香ばしい香りが漂うストリート(写真提供:浅井みらのさん)

    コーヒーの香ばしい香りが漂うストリート(写真提供:浅井みらのさん)

    現地独自のコーヒー用語が誕生するほど、オーストラリアのカフェ文化は独特。エスプレッソの上にスチームミルクを注いだ「フラットホワイト」、エスプレッソにお湯を足した「ロングブラック」に対してエスプレッソは「ショートブラック」と呼ぶなど、メルボルンに訪れたならぜひ試してみたいメニューです。

     

    絶対見たい!オーストラリアのペンギンパレード

    街としての魅力を理解しつつも、やっぱりメルボルンでペンギンパレードは外せません。コアラやカンガルーなど珍しい動物が多いオーストラリアの中でもペンギンツアーはメルボルンならではの人気ツアー。これを見にオーストラリアに来るペンギン好きがいてもおかしくないほど、ここではオーストラリアのペンギンを間近で見ることができます。

    メルボルンから車で1時間半ほど南下した場所にあるフィリップ島は、オーストラリア特有のペンギンやワラビーが見られる野生動物の宝庫。特にビーチ沿いに設けられた観測所では日没になるとその日の狩りを終えて巣穴へと戻る野生のペンギンを観察できます。

    オーストラリアのペンギンの中でも小さなサイズの“リトルペンギン”は、体長わずか30cm前後。オーストラリアの固有種のペンギンです。よちよちと頼りないながらも一生懸命に歩く姿には、思わずエールを送りたくなります。

    何も見えない暗闇から続々と登場するリトルペンギン

    何も見えない暗闇から続々と登場するリトルペンギン

     

    オーストラリアのペンギン、どの観覧席で見る?

    オーストラリアの中でもペンギンツアーはなんといってもユニークなツアー。

    せっかくなら思う存分、ペンギンの愛くるしい姿を拝みたいもの。

    実はペンギンを観覧できるエリアは全部で3か所。最安値の基本プランではビーチ沿いのアリーナ席で、ペンギンを遠目で見守るイメージです。

    ビーチ正面に広がる基本プランのアリーナ席

    ビーチ正面に広がる基本プランのアリーナ席

    グレードが1つ上がった“ペンギンプラス席”になると、ビーチから巣穴までペンギンが歩くルートに沿って観覧エリアが広がり、目の前でペンギンの歩く様子を見られます。次から次へとオーストラリアの海からペンギン数百匹がひっきりなしに上陸して行き来する様子は、まさにパレード状態!

    一番グレードの高い“ペンギンアンダーグラウンド”は“ペンギンプラス席”と同じ場所ですが、違うのが目線の高さ。オーストラリア最小のペンギンと同じ目線で見られるのはここだけなのです。
    ガラス一枚を隔てた先でペンギンが歩き、もしかしたら目が合うことも。行進中は写真撮影が禁止されているからこそ、間近まで迫ってオーストラリアのペンギンのかわいい姿を焼きつけたいところです。

    ペンギンのルートに沿った観覧エリアがおすすめ

    ペンギンのルートに沿った観覧エリアがおすすめ

     

    パレード前に収集したいオーストラリアのペンギン情報

    オーストラリアのペンギンたちに会える当日は、観察エリア内の建物で夕飯を食べたり、お土産を見たりしてペンギンパレードを待つことになります。お土産エリアには大小さまざまなペンギンのぬいぐるみが並び、カンガルーやコアラはどこか控えめ。どうやらオーストラリア国内でもペンギンはメルボルンの人気の動物のようです。

    施設内にはオーストラリアや世界のペンギンについての展示ルームがあったり、生まれたばかりのヒナを覗き穴から見られたりと、ペンギンに対するオーストラリアの熱心な取り組みを知ることができます。

    施設内ではペンギンの生息エリアなど詳細を展示(写真提供:浅井みらのさん)

    施設内ではペンギンの生息エリアなど詳細を展示(写真提供:浅井みらのさん)

     

    種類が豊富なオーストラリアのペンギンツアー

    キュートな動物が生息するオーストラリア。ペンギンを筆頭にメルボルンではペンギンパレードと併せてコアラを見たりカンガルーに触れ合えたりするツアーもあります。
    英語ガイドが多いですが、日本語ガイドによるものもあり、ペンギンパレードに関するツアーは豊富です。

    • MR.JOHNのなるほど・ザ・ペンギンツアー
    •  
    • 【JMG TOURS】リトルペンギンウォッチングと動物ふれあい体験(日本語ツアー)
    •  
    オーストラリアといえばやっぱり見たい!コアラとカンガルー(写真提供:浅井みらのさん)

    オーストラリアといえばやっぱり見たい!コアラとカンガルー(写真提供:浅井みらのさん)

     

    ペンギン以外にも、オーストラリアのケタ外れな大自然に触れるツアーも

    雄大な自然もオーストラリアの魅力。ペンギンツアーと並んで人気なのが「グレートオーシャンロード」をドライブするツアー。全長400km(※)の海岸線沿いの道からは、“12使徒”と呼ばれる石灰岩や、サーフスポットなどの壮大な景色を望むことができます。

    現地のオプショナルツアーでは、オーストラリアで人気のペンギンパレードとグレートオーシャンロードの両方を1日かけて巡るものもあります。

    • 【GREAT SIGHTS】グレートオーシャンロードエクスプローラー&ペンギンパレード
    •  
    南極からの厳しい風と波で形成された自然美

    南極からの厳しい風と波で形成された自然美

    ※オーストラリア政府観光局公式サイト2019年04月25日時点での表記

     

    メルボルンのホテルは無料トラムエリア内が便利

    メルボルンに宿泊するならトラムの無料ゾーン内がおすすめです。観光名所へのアクセスも良く、メルボルン発のペンギンツアーは、ホテルまで迎えに来てくれる場合も。「ノボテル・メルボルン・オンコリンズ」は、徒歩圏内にデパートやスーパーマーケットがあり、トラムの駅もホテル目の前という散策しやすい立地です。

    • Novotel Melbourne on Collins
    •  
    ゴールドラッシュで賑わったエリアに建つノボテル・メルボルン・オンコリンズ

    ゴールドラッシュで賑わったエリアに建つノボテル・メルボルン・オンコリンズ

     

    メルボルンにはいつ訪れるのがベスト?

    一年を通して安定した気候のメルボルン。ペンギンパレードは、野生のペンギンが相手なので、天候によって出没する数が左右されるものの、ほぼ毎日見ることができます。メルボルンへ行くなら、他のイベントに合わせて旅行時期を組んでみるのがおすすめです。

    もしテニス観戦に興味があればグランドスラムの1つ、全豪オープンが開幕する1月後半に訪れれば、会場の熱気を肌で感じるという貴重な経験になるでしょう。

    お祭り好きなら「国全体の機能が停止する」とまでいわれる、毎年11月の第1火曜日に開催される競馬「イベント・メルボルンカップ」がぴったり。女性が貴族的な帽子で正装しておしゃれを競う姿も名物の1つです。この日のために準備された、思い思いの個性あふれる帽子や、貴族らしく華やかな装ったの観客の姿を眺めているだけで高揚感を味わえます。

    ファッションなど様々な催しもあるメルボルンカップ

    ファッションなど様々な催しもあるメルボルンカップ

     

    歴史、自然、文化が交差する街、メルボルンへ

    オーストラリアでペンギンを間近に見ることができるメルボルン。独特な動物が多く、自然豊かな印象を抱きやすいオーストラリアですが、メルボルンの街を歩けばそのイメージも徐々に変わってくるはずです。

    歴史感じる建物のすぐ近くに高層ビルが建ち、多種多様な移民が定住した歴史は、新しい文化が生まれるエネルギーと、各国の美食が集まるという副産物も生み出しています。

    都会と自然、過去と現代。相反するものが反発せず、程よく共存している心地良さは、世界一住みやすい街に選ばれた理由の一つに違いありません。

    訪れた際は、ぜひ歩くスピードを緩め、その居心地の良さを感じてみてください!

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