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芸術の国スペイン、バルセロナの美術館で歴史的アートを堪能しよう【スペイン】

太陽に愛された情熱の国、スペイン。その中でも観光地として人気なのが、世界的な建築家ガウディの傑作「サグラダ・ファミリア」が今もなお建設中のバルセロナです。美術館や建築などのアート関連の名所も多く、バルセロナにある美術館・博物館の数は50ヵ所以上です。有名なピカソやガウディ関連の展示から現代美術まで網羅し、それだけでなく名産品に関する博物館などバラエティも豊か。数々の魅力的な芸術が集まるバルセロナの美術館・博物館で、五感を刺激する旅に出てみませんか。

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バルセロナのシンボル、サグラダ・ファミリア

バルセロナのシンボルともいえる、サグラダ・ファミリア

バルセロナに来たらはずせない「ピカソ美術館」

バルセロナの美術館で圧倒的な集客数を誇るのが「ピカソ美術館」。スペイン出身で世界的にも有名な画家であるピカソは、残した作品の数は1万点を超すと言われています。キュビズムと呼ばれる現代芸術の創始者だったため、ゲルニカなど独特な表現を用いた絵画が印象強いですが、実は幼少時代はまるで写真のように正確な絵を描いていたことも。時代と共に自分自身のスタイルを変容させ、世界中を魅了させてきた画家でした。

修業時代や少年時代の作品が4,000点以上が展示されているピカソ美術館

ピカソ美術館で数々の名画を鑑賞しよう

ピカソ美術館には、バルセロナで約8年間過ごしたピカソの修業時代や少年時代を中心に4,000点以上が展示されています。なかには、“これがあのピカソ?”と意外に思う作品も。見どころはスペイン画家として有名なディエゴ・ベラスケス作「ラス・メニーナス」をピカソ風に表現した連作「ラス・メニーナス」。バルセロナにある美術館のなかでも常に混雑していますので、入場券の事前購入がおすすめです。

<ピカソ美術館の基本情報>
住所:c/ Montcada, 15-23 – 08003 Barcelona
電話番号:+34-932-563-000
開館時間:火〜日曜日 9:00~19:00、木曜日 9:00~21:30、12/24・12/31 9:0~14:00、1/5 9:00~17:00
閉館日:月曜日、1/1、5/1、6/24、12/25
無料開放日:木曜日 18:00~21:30、第1日曜日、5/18、9/24

  • 【入場券】ピカソ美術館
  • バルセロナで一番人気の美術館は事前入場券の手配がお勧めです
  • 商品詳細ページ

バルセロナ出身の世界的画家と出会える「ミロ美術館」

日本ではコアな絵画ファンから愛されてきたジョアン・ミロも、バルセロナが誇る世界的アーティストです。彼の作品を集めた「ミロ美術館」には、絵画、彫刻、タペストリーにポスターなど幅広いアート作品が展示されています。

赤や青、黄色など原色が散りばめられた作品は明るく、独自の世界観を創出しています。見どころは、大きなサイズの「財団のタペストリー」。5mを超す作品からは毛糸独特の質感が伝わり、迫力も感じられます。美術館はバルセロナの丘に建設されているため、晴れた日はバルセロナ市内を美術館内のテラスから一望できます。

<ミロ美術館の基本情報>
住所:Parc de Montjuïc, 08038 Barcelona
電話番号:+34-934-439-470
開館時間:火曜日・水曜日・金曜日 10:00~18:00(11月-3月)、10:00~20:00(4月-10月)、木曜日 10:00~21:00、土曜日 10:00~20:00、日曜日 10:00~15:00
閉館日:月曜日(祝日は開館)
無料開放日:なし

ピカソも感嘆した!「カタルーニャ美術館」

バルセロナの美術館というより、まるで宮殿のような外観が特徴の「カタルーニャ美術館」。通称、MNACとも呼ばれています。
1929年の万国博覧会の際に建設された建物を美術館として活用されており、主に10世紀から20世紀までの作品が展示されています。バルセロナの美術館のなかでも最大規模を誇り、一日では見学しきれないほど膨大な作品が収蔵されています。

世界でも有数のロマネスク美術のコレクションを誇る「カタルーニャ美術館」

膨大な収蔵品を誇る、カタルーニャ美術館

特にロマネスク美術は世界でも有数のコレクションを誇り、なかには教会に描かれていた壁画を綺麗にそのまま美術館に移動させ展示した作品もあるほどの充実ぶりで、ピカソに影響を与えたとも言われています。バルセロナの丘に美術館があり、街並みが見渡せる眺望の良さも必見です。

<カタルーニャ美術館(MNAC)基本情報>
住所:Palau Nacional, Parc de Montjuïc, 08038 Barcelona
電話番号:+34-936-220-360
開館時間:火曜日-土曜日 10:00~18:00(10月-4月)、10:00~20:00(5月-9月)、日曜日・祝日10:00~15:00
閉館日:月曜日(祝日は開館)、1/1、5/1、12/25
無料開放日:なし

現代アートなら「バルセロナ現代文化センター」

建築やデザイン、写真など20世紀を中心とした現代作品が並ぶ「バルセロナ現代文化センター」もバルセロナの有名美術館のひとつ。頭文字をとって、CCCBと呼ばれています。
館内では定期的に映画やコンサート、イベントなどが行われ、バルセロナの美術館としてだけでなく、芸術や文化を発信する拠点という一面も。

「バルセロナ現代文化センター」定期的に映画やコンサート、イベントなども行われる。

ファインアート好きなら、バルセロナ現代文化センターはチェックしておきたい

<バルセロナ現代文化センター基本情報>
住所:Montalegre, 5 – 08001 Barcelona
電話番号:+34-933-064-100
開館時間:火曜日-日曜日 11:00~20:00、12/24・12/26・12/31・1/5-6 11:00~15:00
閉館日:月曜日(祝日は開館)、12/25、1/1
無料開放日:日曜日 15:00~20:00

バルセロナの美術館めぐりに心強い「アートチケット」

バルセロナの美術館を見て回るのに絶好のチケットがあります。それが「アートチケット」。
上記4ヵ所に加え、現代美術作品が並ぶ「バルセロナ現代美術館」ことMACBAと、スペインを代表する巨匠アントニ・タピエス作品が展示されている「アントニ・タピエス美術館」が含まれた、バルセロナで有名な美術館6ヶ所に入場できることができるというものです。

チケット1枚は30ユーロで、有効期限は12ヶ月。6ヶ所全て回ったら、28ユーロもお得になります(2017年時点) 。それに加え、ピカソ美術館、ミロ美術館、カタルーニャ美術館、MACBAにはARTICKET専用の窓口があり、行列を回避して入館できるのも嬉しいポイントです。

バルセロナでの美術館めぐりには欠かせない「アートチケット」6か所回れば28ユーロもお得。

バルセロナでの美術館めぐりには欠かせないアートチケット

当時の生活風景が垣間見られる「ガウディ博物館」

この他にもバルセロナらしい美術館へ足を伸ばしてみるのもいいでしょう。おすすめは、「ガウディ博物館」。ここでは、バルセロナと切っても切れない建築家アントニ・ガウディがデザインした椅子や、当時使っていた部屋の様子が展示されています。

もともとはモデルハウスとして友人が設計した邸宅ですが、実際にガウディが19年間住んでいた場所で、ガウディファンの聖地となっているスポットでもあります。
場所は、ガウディが手掛けたグエル公園の敷地内にあるので、公園を観光した後に立ち寄ってみるのもアリ。サーモンピンクの外壁と公園の緑とのコントラストが鮮やかで、SNS映えもしそうな風景も魅力のひとつとなっています。

「ガウディ博物館」ファンにはサグラダ・ファミリア観光とともに欠かせない聖地のひとつ

ガウディファンにはサグラダ・ファミリア観光とともに欠かせない聖地のひとつ

<ガウディ博物館の基本情報>
住所:Park Güell, Carretera del Carmel, 23A 08024 Barcelona
電話番号:+34-932-193-811
開館時間:10月-3月 10:00~18:00、4月-9月 9:00~20:00、12/25-26・1/1・1/6 10:00~14:00
閉館日:なし
無料開放日:なし

ガウディの最新観光地「カサ・ビセンス」

もっとガウディ建築の魅力を感じたいなら、2017年にやっと一般公開された「カサ・ビセンス」は見逃せないスポットです。個人邸宅として利用されていたため、それまでは外観のみの鑑賞でしたが、2017年秋に一般公開がスタート。緑とオレンジで彩られた外観は、太陽が輝くスペインの風土にぴったりです。

公開されたばかりの「カサ・ビセンス」は家全体がひとつの美術館のよう

カサ・ビセンスは世界のガウディ好きから熱い注目を浴びる最新観光スポットのひとつ

外観の派手さとは裏腹に、内観は繊細な装飾に。複雑な模様が施された天井やステンドグラス、壁には生き生きとした鳥が描かれていて、まさに家全体がひとつの美術館のような空間です。公開されたばかりの今一番注目されている観光名所ですが、ツアーなら開館前の静まった時間を見学することができます。日本語ガイド付きで、バルセロナの人気オプショナルツアーとなっています。

  • 入場制限を設けているため事前予約がおススメです!
  • 【入場券】世界遺産 カサ・ビセンス(ガウディ建築)
  • 詳細ページ

チョコ好きのための博物館「チョコレート博物館」

多くのヨーロッパの国々で愛されているチョコレート。もともとはスペインが中央アメリカから持ち込み、それ以降にヨーロッパ全土に広がったといわれています。そんなチョコレートの歴史やカカオからチョコレートまでの工程が見られるのが「チョコレート博物館」。

チョコレートの歴史や製造工程が見られる「チョコレート博物館」

チョコ好きなら必見!

他にもチョコレートでつくられたバルセロナの観光名所などが展示されてあり、興味深いものばかり。カフェテリアではスペイン名物のホットチョコレートや軽食があり、ほっとひと息できる場所です。

<チョコレート博物館の基本情報>
住所:Carrer Comerç, 36 08003 Barcelona
電話番号:+34-932-687-878
開館時間:月曜日-土曜日 10:00~19:00(9/16-6/14)、10:00~20:00(6/15-9/15)、日曜日・祝日 10:00~15:00
閉館日:1/1、1/6, 12/25-26
無料開放日:なし

美術館・博物館巡りで気を付けたいこと

バルセロナの美術館・博物館を巡る際、手荷物はコンパクトなものがおすすめです。大きめのリュックサックの場合、ロッカーに毎回預けるようスタッフにいわれることも。飲み物なども持ち込みを禁止している場所も少なくありません。

また、芸術に寛容なバルセロナはピカソ美術館のように入場料を無料にしている曜日や時間帯があります。無料になるのは魅力ですが、その時間帯を狙って多くの人びとが訪れます。ゆっくりと鑑賞したいなら、比較的空いている平日の午前中が狙い目です。

バーでほろ酔い気分に

バルセロナの美術館巡りを満喫したら、ぜひ食文化も堪能しましょう。夕飯は20時以降に食べるのがスペインの食習慣。レストランも遅い時間にオープンしますが、その前に立ち寄るのが「バル」と呼ばれるバーです。気軽にワインやビールが飲め、立ち飲みスタイルのお店が多く見受けられます。

ピンチョスやタパスがが小皿に並ぶ「バル」は、地元の常連さんと陽気に楽しもう。

スペイン語ができなくても笑顔とジェスチャーでなんとかなる!

バルのカウンターには、ピンチョスやタパスと呼ばれるオリーブや生ハムなどのおつまみが小皿に並んでいます。目の前にあるので、好きなものを指さして注文できるのも魅力。常連さんの賑やかな笑い声や、色鮮やかなタパスの数々など、スペインの日常風景が感じられます。
どうしても緊張が勝って尻込みしそうな場合は、バルセロナのバルをオプショナルツアーで巡ることもできるので利用してみましょう。

  • プライベートプラン/日本語ガイド付き
  • バル巡り&サグラダファミリア夜景鑑賞
  • ツアー詳細ページ

スペイン版生ハムの「ハモンセラーノ」

スペイン版生ハムの「ハモンセラーノ」

現地の伝統料理が味わえる「セニョール・パレジャダ」

庶民的なバルでほろ酔い気分になるのも楽しいですが、洗練された雰囲気のなかで味わうレストランの夕食は旅の素敵な思い出になることでしょう。

バルセロナが位置するカタルーニャ地方は、地中海の恩恵を受けているので新鮮な野菜や魚介類、それに豚肉などの良質な食材に恵まれ、オリーブオイルを使って調理するのが特徴です。
カタルーニャ料理専門店「セニョール・パレジャダ」は、伝統的な調理方法にこだわりを持っているバルセロナ旧市街のレストラン。料理に加え、時が止まったようなクラシカルな内装も魅力のひとつです。

スペイン料理の本場ならきっと未知の味に出会えるはず!

スペイン料理の本場ならきっと未知の味に出会えるはず!

  • カタルーニャ独特料理をうまく引き出した、創作アレンジも含めたおしゃれなレストラン
  • セニョール・パレジャダ
  • レストラン予約ページ

アクセス抜群なバルセロナのホテル

カタルーニャ広場や華やかなグラシア通りに近い「ロジャー デ ジュリア」は、バルセロナ散策向きホテルです。1899年に建設された建物で、落ち着いた雰囲気が感じられます。地下鉄の駅からも徒歩4分の距離で、今回ご紹介した美術館へも徒歩圏内の上、電車やバスで乗り換えなしでアクセスできるので、観光客にも人気を博しています。

クラシカルな雰囲気のホテル、ロジャー デ ジュリア

クラシカルな雰囲気のホテル、ロジャー デ ジュリア

サグラダ・ファミリアやグエル公園など建築物が有名なバルセロナ。美術館の数も多く、街全体が芸術作品のような風景はきっと旅行後も胸の奥深くに刻まれるに違いありません。訪れた際は、どこを見ても絵画のようなバルセロナで、アートにどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。

バルセロナ/スペインのおすすめ!

ご旅行前に外務省・安全情報(スペイン)をチェック

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