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猫好きなら一度は行ってみたい! ベルギー・イーペルの猫祭り【ベルギー】

普段はのどかな雰囲気がただよう、ベルギーの田舎町「イーペル」。しかし、来る2018年5月13日は・・・どうやら雰囲気が違うようです。なぜならばその日は3年に一度開かれる猫祭りの日で、ベルギー国内だけでなく世界中からネコ好きが集まります。可愛らしいネコたちのパレードがあったり、巨大な猫が登場したりと町は大盛り上がり。最後には「キャッチしたら願いごとがかなう」といわれるイベントも……。町全体がネコムードに包まれたベルギーの猫祭りで、にぎやかなひとときを過ごしてみませんか。

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猫の被り物やキグルミ、メイク、衣装などなど、パレードは猫尽くし。

訪れる人は当然猫大好きな人々だけ!

ベルギーへの行き方は?

ベルギーが位置するのは、ヨーロッパの中央部。オランダ、ドイツ、ルクセンブルグ、フランスの4か国と接していて、地方によってはオランダ語、フランス語、それにドイツ語が使われているという重層的な文化が魅力です。首都ブリュッセルへは日本からの直行便も全日空(ANA)が飛んでいて、パッケージツアーも充実しているのが嬉しいポイントです。

 ベルギーの猫祭り「カッテンストゥッツ」が開かれるイーペルって?

猫祭りはベルギーの首都、ブリュッセルから西へ150km離れた町、“イーペル”で行われます。人口4万人が暮らす小さな町ですが、高級毛織物の貿易が盛んに取引されていた中世時代は、周辺のフランドル地方の中心地として活躍していた歴史があります。
現在もその名残りが感じられるのが、町の中心部に建つ“繊維会館(Lakenhalle)”。 中世時代は倉庫や取引の場所として使われていましたが、第1次世界大戦で大破されてしまうことに。
その後、オリジナルと同じデザインで復活し、鐘楼とあわせて世界遺産“ベルギーとフランスの鐘楼群”にも登録されました。高さ70mの鐘楼が町を温かく見守る、ベルギー文化が感じられる建物です。

イーペルの繊維会館は街観光では外せない。

イーペル観光ではまずはずせない繊維会館

猫祭り以外もベルギーのイーペルには観光名所は見どころたっぷり

繊維会館とあわせて訪れたいのが、すぐかたわらの“マルクト広場(Grote Markt)”。 周囲はテラス席に囲まれ、住民や訪れた人たちの憩いの場所として親しまれています。猫祭りの会場やベルギー国内でも有数の美しい広場としても認識されている人気観光地なのです。

イーペルの行き方は?

ブリュッセルから猫祭の街イーペルへは、電車で約2時間。ただ、途中で乗り換えがあったり、予定通りに到着や出発しなかったりと不安を感じてしまうことも……。不安な人は、お祭り当日に催行されるベルギーのオプショナルツアーに参加するのも手。ブリュッセルからイーペルまでは往復送迎のプランで、日本語アシスタント付き。外国語に自信がなくても問題ありません。

どうして猫が登場するお祭りに?

イーペルの猫祭りが始まったのは1938年。当時、もともと大切にしていた毛織物をネズミから守るため、町には多くのネコが住んでいました。しかし、ネコがペストなど流行病をもたらす原因と考えられたり、魔女のペットとして見られていたという中世時代の影響で、ネコを繊維会館の塔から投げ捨てるという風習があったのだとか。その悲しい歴史を忘れず、現在は代わりにぬいぐるみを投げ、平和と友好を願うベルギーの猫祭りになったのです。

一度は訪れたいベルギーの猫祭り!

猫祭りは3年に1度、5月の第2日曜日に開かれ、いよいよ2018年5月13日に45回目を迎えます。
14時から開始を告げるキャラバン隊が旧市街を歩き始め、その後に続くオーケストラが音楽を奏でたり、パフォーマーが大旗を振り回したりと、お祭りムードをさらに盛り上げます。

15時からは、いよいよパレードの時間。猫祭りはベルギーでは“カッテンストゥッツ(Kattenstoet)”と呼ばれ、ネコのパレードを意味します。その名の通り、メインのパレードに登場するネコの数はなんと15,000匹。あどけなさが残る子猫や猫耳をつけたセクシーな黒猫、それに世界各地で人気なネコのキャラクターなど、子供から大人までが様々なネコに仮装しして登場する様子は楽し気で、見ている方もワクワクしてきます。

猫祭りのパレードは猫一色!

15,000匹によるパレードは壮観の一言

他にもある、パレードの見どころ

ベルギーの猫祭りでは、パレード中に登場するダンスや音楽バンドも、猫祭りでは見逃せないポイントです。特にフロートと呼ばれる山車は、毎年新しいデザインが登場するのでイーベルの住民たちも注目しています。その年ごとにテーマがあり、過去には魔女狩りとネコとの歴史を表現したものも。その他にもイーペルの町を象徴したゴリアテ(Goliath)と呼ばれる高さ7.5mの巨人も登場するなど、バラエティに富んだ内容になっています。

猫祭りのフロート(山車)も毎年さまざまな趣向をこらしていて楽しみ。

趣向を凝らした山車を眺めているだけでも楽しい

パレードの終わりには巨大な黒猫と白猫が……

ベルギーの猫祭りのパレードで終盤を飾るのは、巨大なネコ2匹。シープル(Cieper)と呼ばれるタキシードを着こなす黒猫が悠々と登場します。高さ6mの巨大な姿ですが、きょとんとした憎めない表情や繰り出すネコパンチなど愛嬌たっぷり。くれぐれもシャッターチャンスを逃さずに!

巨大な黒猫「シープル」は愛嬌たっぷり。

黒猫のシープル。大きい!でも愛嬌があって可愛い!

シープルのパートナーが、白猫のミネケ・プス(Minneke Poes)。気品さが感じられるドレス姿がおしゃれです。
ミネケ・プスは猫祭りとは別のベルギー郊外の町、ズウェーフェゲムの出身。ズウェーフェゲムのミケネ・プスと、イーペルのシベールが互いの町のパレードで交換された際、シープルが電線のケーブルに接触したことで発火。それが文字通り「燃えるような恋」に発展し、ミケネ・プスはイーペルに嫁いだのだとか。二匹とも現在はイーペルに住み、ベルギーの猫祭りを象徴する存在です。

シープルのパートナーが、白猫のミネケ・プス(Minneke Poes)

ミネケ・プスの艶姿にも注目

最後は伝統儀式のネコ投げで運試し

2匹のネコを見送ったら、そのまま繊維会館へ向かいましょう。猫祭りのクライマックスに行われるのが、ネコ投げ。鐘楼の上からは、赤と白の2色に身を包んだ道化師がネコのぬいぐるみを下の観客に向かって投げます。このぬいぐるみを見事キャッチしたら願い事が叶うといわれているため、毎回お祭りで一番の盛り上がりをみせます。ぬいぐるみは数体あるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

どこで見るのがおすすめ?

ベルギー代表の猫祭りは3年に1度の開催なので、当日は多くの人たちが訪れ町は大にぎわいに。それでも、はるばる日本から来たのだから、せっかくなら良い席でパレードを鑑賞したいところ。そんな時におすすめなのが、有料の観覧席です。パレードのルート上6カ所に設置されていて、ゆとりをもって楽しめるのが魅力です。観覧席以外のスペースは無料なのですが、最前列は地元の人たちが早めに確保してる場合がほとんど。パレードのルートマップは事前に確認できますので、それを頼りに探してみてください。

猫祭りのルートマップ

気を付けたい、お祭りでの注意点

特にパレードやネコ投げでは、多くの人たちが集まり、身動きが取れにくい状態になることも。所持品の消失や盗難にあってしまう可能性もありますので、貴重品は肌身離さないことがおすすめです。お財布や携帯電話なども洋服のポケットではなく、必ずカバンの内側へ。ヨーロッパの道路は石畳が多いので、スニーカーなど歩きやすい靴の方が散策に向いています。

猫祭り後もベルギーの魅力を堪能しよう

ベルギーは猫祭り以外の魅力も盛りだくさん。中世時代の町並みや美味しい食事も充実している人気の旅先です。特に首都ブリュッセルは、文豪ヴィクトル・ユゴーが「世界一豪華な広場」と表現した“グラン・プラス(La Grand-Place)”があり、この国に来たならぜひとも訪れたい場所。ゴシック様式など様々な建築様式の建物が広場を取り囲み、壮大な景観を味わえます。

ブリュッセルの美しい広場「グランプラス」

ベルギー随一の観光名所となっているブリュッセルのグランプラス(写真提供:浅井みらのさん)

あま~いチョコレートにうっとり

チョコレートの名店が多く、ショコラティを巡るツアーがベルギーのオプショナルツアーに登場するほど、ブリュッセルはチョコレート好きにはたまらない街です。
おすすめなのが、グラン・プラスのすぐ近くにある“ギャラリー・サンチュベール(Les Galeries Royales Saint-Hubert)”。ルネッサンス様式の繊細な装飾のアーケードが200m続き、その間にショコラティが10店舗も入っています。

グラン・プラス近くのアーケード「ギャラリー・サンチュベール」

歩いているだけでも楽しい、ギャラリー・サンチュベール(写真提供:浅井みらのさん)

王室御用達のノイハウス(Neuhaus)、ゴディバ(Godiva)とマリー(Mary)も。カカオの芳醇な香りにうっとりなることでしょう。お店ではチョコレートを1個から購入できるので、お店ごとに食べ比べてみるのもよし、おみやげを選ぶのにもピッタリです。

ブリュッセルのショコラティエ。おいしそう!

一歩お店へ足を踏み入れると、そこには目移りするような光景が!(写真提供:浅井みらのさん)

実は欧州屈指のビール王国、ベルギー

ビールと聞くとドイツのイメージですが、実はベルギーも負けていません。その種類は数千あるといわれ、黒ビールやラガー、ピルスナーなどバリエーションも豊か。イチゴやオレンジのフレーバーの効いた女性にも飲みやすいビールもあるので、苦手でもトライしてみる価値はあります。
街中にはビールとカフェが手軽に飲めるビアカフェが至るところにあり、地元の人たちで夜な夜なにぎわっています。つけ合わせには同じく名産のフライドポテト、フリッツ(Frietjes)がおすすめ。外はサクサク、中はしっとりしたじゃがいもの旨みをしっかりと味わえます。

ベルギーのビアカフェ

気になるビアカフェがあったら、勇気を出して入ってみるべし。ただし旅先での飲み過ぎは注意!

どこに泊まる?ベルギー旅行のホテル

ベルギーのホテルは空港から近く、観光の拠点にもなるブリュッセル中央駅周辺が便利です。その上ベルギーのオプショナルツアーで集合場所になりやすいのもポイント。
NHカルフール ドゥ ルロップ(NH Carrefour De L’Europe)”は、ブリュッセル中央駅とグラン・プラスの間にあるホテル。徒歩圏内でブリュッセル市内の観光名所を散策できる、便利なホテルです。

NHカルフール ドゥ ルロップのシンプルシックな内装

シンプルかつシックな内装のNHカルフール ドゥ ルロップ

3年に1度しか行われない、ベルギーの猫祭り「カッテンストゥッツ」。普段は静かなイーペルの街に、ネコだけでなく魔女や中世時代の装いをした人たちが大集合し、活気に満ち溢れます。ネコ好きならもちろん、ネコ好きでなくても、子供から大人まで参加するにぎやかなお祭りに気持ちもわくわくしてきます。猫祭りを機会にベルギーで、おとぎの国のような世界を旅してみてはいかがでしょうか?

ブリュッセル/ベルギーのおすすめ!

ご旅行前に外務省・安全情報(ベルギー)をチェック

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