マレーシアのボルネオ島へテングザルに会いに行こう!【マレーシア】

マレーシアのボルネオ島へテングザルに会いに行こう!【マレーシア】

 

ロッカウィワイルドライフパークではオランウータン、そしてテングザルが見学できます。

森の賢人、オラウータン

ボルネオ島ってどんなところ?

朝もやのボルネオ島。

雄大な自然の中、ボルネオ島でのびのびと暮らすたくさんの動物たち

ボルネオ島は、東南アジアきっての大きな島です。
その面積は72万5,500平方キロもあり、島としては世界で第3位。
日本と比べても、2倍近い広さを誇ります。
ちなみに、ボルネオ(Borneo)という呼び方は英語やオランダ語で、インドネシア語ではカリマンタン(Kalimantan)と呼ばれています。
この広大な大地の中に、インドネシア、マレーシア、ブルネイの3カ国の領土があります。
領土が大きいのはインドネシアですが、観光拠点はコタキナバル(マレーシア・サバ州の州都)。
大自然を求めて世界中の観光客がここコタキナバルに集まってきます。

ボルネオ島は、熱帯気候に加え、世界遺産のキナバル山など起伏の多い地形が熱帯雨林を形成しています。
また、世界に類を見ない動植物の宝庫で、200種類以上のほ乳類や260種類の両生類・爬虫類、そして600種類を超える鳥類、そして1万5,000種類もの植物が確認されています。
中でも、オランウータンやボルネオゾウ、そしてテングザルなど希少な動物たちが暮らす、アジアでも類を見ない野生の王国でもあるのです。

テングザルはボルネオ島にしかいない固有種

鼻が特徴的でユーモラスなテングザル。

見れば見るほど、人間に似てくるから不思議

テングザルは、ボルネオ島の固有種。
その魅力は、何といっても一目見たら忘れられないユニークな顔立ちです。
鼻がぶらんと垂たれ下がり、まさに天狗のようでインパクト大。
実は鼻が長くなるのはオスだけで、歳を取るほど長くなるそうです。
尻としっぽは灰色がかり、まるでパンツをはいているようにも見えます。
体長は、オスが75センチ前後、メスが62センチ前後です。
テングザルは、一般的に群れをなし、水辺にあるマングローブ林などに群れを作って生活しています。
その構成は、数頭の大人のオスを中心に、たくさんの大人のメスと子どもたちという「ハーレム」状態。
また、若いオスの群れを見ることもあります。
テングザルの行動時間は、日の出から日没まで。
中でも、早朝の午前6時〜10時、そして夕方の午後3〜5時の時間帯が、もっとも活発に活動します。

ボルネオのリバーサファリでテングザルに会いに行こう!

ボートで川を下りながら探検するボルネオの「リバーサファリ」

リバーサファリは探検家になった気分で

ボルネオ島でテングザルに会いに行くなら、コタキナバル起点の観光オプショナルツアーがオススメ。
日本語ガイドがつくツアーもあるので、海外旅行初心者でも安心です。

ボルネオのリバーサファリは、川をボートで探検してテングザルに会いに行きます。
一般的なツアーの内容をご紹介しましょう。まず午後、コタキナバルのホテルから出発。バスで2時間ほどかけて、川辺にマングローブ林が茂るクリアス川やガラマ川、タマウといった、ボルネオのリバーサファリスポットに到着します。
アフタヌーンティーを楽しんだ後、いよいよボルネオのリバーサファリがスタート。マングローブ林の中を、ジャングルクルーズに出発します。10人乗りほどのボートにゆったりと揺られながら、お目当てのテングザルをはじめ、カニクイザルやオナガザル、オオトカゲといった、ボルネオ島ならではの希少な動物たちに出会える、自然や動物好きにはたまらないツアーです。

幻想的な夜の景色も素晴らしい

ボルネオ島の夜空に広がる満天の星と、ジャングルに浮かび上がるホタルの光。

満点の星空や、ホタルの光に感動!

ボルネオのリバーサファリでは、マングローブ林が茂る中、川面を照らしながら沈む夕陽の美しさが感動的です。
また、晴れた夜には幾千もの野生のホタルが宙を舞い、幻想的な風景を楽しめます。ボルネオのリバーサファリでは、途中で味わえる、ビュッフェスタイルもレジャー感満点。なお、ホテルに戻るのは22時前後になります。
シングルトラベラーも参加できる設定日もあり、女性の一人旅でも安心してツアーに参加できるのが、ボルネオのリバーサファリの魅力です。
※天候などの条件により、見ることができる動物や風景は変わります。

コタキナバルの観光は、ぜひシュノーケリングをプラスして

「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園」のシュノーケリングスポット「マムティック島」の澄んだ海

透き通った海がマムティック島の魅力

コタキナバル起点の観光なら、シュノーケリングも見逃せません。ゆったりのんびりシュノーケリングを楽しみたい。そんなときにはマムティック島がオススメです。この島は、「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園」の中にある小島。ここは数年前まで何もない離島でしたが、2016年に本格的なダイビングセンター&レストランが開業したことで、設備が充実。新たなダイビングスポットとして注目を集めています。
コタキナバル市内のホテルに宿泊しているなら、アクセスも超便利。ホテルの桟橋から、スピードボートでわずか10分で到着します。
現地オプショナルツアーでは、午前8時前後にホテルを出発。午前9時ごろボート乗り場を出発し、マムティック島のダイビングセンターに到着したら、あとは自由行動。午後1時過ぎまで、コバルトブルーの海でシュノーケリングを満喫できます。
きれいで新しいダイビングセンターは、屋外シャワーや有料ロッカーなどを完備しています。また昼食は、セミオープンのレストランでブッフェランチが楽しめるので食事の心配はいりません。
同じ「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園」にあるサピ島もサンゴ礁で有名な島です。のんびりゆったりならマムティック島、にぎやかな雰囲気ならサピ島と、好みと気分で行き先を決めるのもアリです。

スパンガール島も人気シュノーケリングスポット

スパンガール島ではクマノミの大群に会えるかも

スパンガール島では、運が良ければクマノミの大群と出会えるかも!?

コタキナバル市内にある桟橋から、スピードボートで15分で到着する「スパンガール島」も、シュノーケリングが魅力の島。午前10時ごろ島に着いたら、最初にボートシュノーケリングに案内され、島の沖合いに群生するフワフワな珊瑚のじゅうたんの中でシュノーケリングを楽しめます。
フリータイムでは、自由に海遊びをしたり、ビーチでハンモックに揺られて、至福の時間をのんびり過ごすことができます。

ロッカウィワイルドライフパークではオランウータン、そしてテングザルが見学できます。

賢くてかわいらしいオランウータン

豊かな自然で埋め尽くされたボルネオ島は、ネイチャーアクティビティの宝庫です。
ここでは山や島を舞台にした、たくさんの自然に触れ合えるプログラムが用意されています。
ボルネオ島を1日で回りたい人におすすめの現地オプショナルツアーは「ボルネオ島達人ツアー」です。
早朝にコタキナバルのホテルを出発し、1日かけてコタキナバルから観光名所を回ります。

達人ツアーはいくつかコースが設定されていて、山方面のコースなら、市内のモスクをバスの車窓から見学し、「キナバル国立公園」へ。
ここは、2000年に世界遺産に登録された国立公園で、標高4104mあるキナバル山など3つの山を擁しています。
高さ60mの吊り橋からは、日本では見ることができない熱帯雨林の自然の風景を一望できます。
また、タイミングさえ合えば、わずか1週間しか咲かない世界最大の花、ラフレシアの見学もできます。
マングローブ林のクルーズとセットになったコースでは、コタキナバルの市内観光としてローカル市場の見学をはじめ、ロッカウィワイルドライフパークでは「森の賢人」オランウータン、そしてテングザルが見学できます。
日没後には、ボルネオ名物のリバーサファリに乗って、テングザルや幻想的な蛍の群れに遭遇できるかもしれません。

昆虫好きのためのツアーも開催!

昆虫マニア垂涎のボルネオ固有種のクワガタ

世界中の昆虫マニアが熱い視線を送る、ボルネオのクワガタムシ

自然を相手にした観光なら、コタキナバルのホテルを午後に出発する「昆虫観察ツアー」も人気です。
目的地はコタキナバル市内から、1時間半ほどドライブして到着する、イマス山。
ここには「キパンディ バタフライパーク(蝶園)」があり、ボルネオ島ならではの珍しいチョウや植物、野生のランを近くで見ることができます。
その後、「ミニ昆虫館」で、昆虫の専門家による説明を聞き、すっかり日が落ちた夕食後、ライトの光に集まってきたクワガタムシなどの虫たちを手に取って観察できます(生きた昆虫、植物の持ち帰りはできません)。
いずれのツアー観光も、コタキナバルのホテルには午後22時ごろに帰着します。

ボルネオ島の玄関口、コタキナバル

東マレーシアの商業都市の一面も持つコタキナバル

大自然と近代的な建物とのコントラストが興味深い、コタキナバルの街並み

マレーシア・サバ州の州都であるコタキナバルは、ボルネオ島観光の玄関口的な存在。
ボルネオ島の豊かな自然に憧れ、世界中の人々が観光都市コタキナバルに行ってみましょう。
コタキナバルは、豊かな山並みと南シナ海の美しい海を望む、絶好の自然観光都市である一方、東マレーシアを代表する商業都市でもあります。
コタキナバル市内には観光客が滞在するホテルが軒を連ね、おしゃれなスポットも多く活気に満ちています。
表通りや観光地であれば比較的治安も良いため、海外旅行に慣れていない女性でも観光都市コタキナバルなら安心して滞在できるでしょう。
日本からコタキナバルへのアクセスは、成田空港発着の直行便では、約5時間30分で到着します。

コタキナバルの観光ではグルメも楽しみたい!

コタキナバルのグルメならシーフードグルメは外せない!

エビ&カニ料理はハズせない!

観光都市コタキナバルは、マレーシア・サバ州の州都。
中心部は都会だけあり、コタキナバルの観光ではグルメも楽しみたいところです。
メインで提供されるのはマレー料理が中心ですが、中国からの華僑も多いせいか中華料理も浸透しています。
名物の食べ物といえば、やはりシーフード料理でしょう。
エビやカニ、魚や貝など、海の幸が目白押し。
いけすからチョイスして、中華風の調理で味わえます。
また、マレー料理といえば、カレーも捨てがたいもの。
魚の頭を丸ごと煮込んだ、その名も「フィッシュヘッドカレー」はインパクト抜群で、スパイスの効いた味わいが後口を引きます。
かなりのボリュームがあるので、グループでシェアがおすすめです。
またマレー料理では、麺料理の「ミーゴレン」や、鍋物の「スチームボート」も食べられます。
その他、中華風の「乾撈麺(コンローミー)」、牛スープの「牛什(ニューチャップ)」など、麺ものやスープものも、コタキナバルの観光客に人気です。

コタキナバル市内の観光スポット

コタキナバルの市立モスクは近代的なデザイン

威風堂々とした市立モスクの姿

コタキナバルの観光は、雄大な自然ばかりが相手ではありません。
市内にも、さまざまな観光スポットがあります。
中でももっとも絵になる建物は、2002年に完成した「コタキナバル市立モスク」でしょう。
水面に浮かぶように建っていて、エキゾチックな雰囲気を醸しています。
オススメは夜景で、妖美な雰囲気が広がり、うまく撮れればSNSでたくさんのいいね!がもらえるかもしれません。
礼拝がない時は、内部に入ることができますが、ここはあくまで礼拝のための神聖な場所。
敬虔な気持ちを持って、入りましょう。
なお、女性はスカーフを頭からかぶって、肌を露出させないよう注意を。男性は長ズボン着用が必須です。
そのほかにも、「サバ州立モスク」や「サバ州立博物館」、「シグナルヒル展望台」など見どころはたくさん。
コタキナバルは観光スポットにことかかない都市といえるでしょう。

コタキナバル市内の観光は買い物も楽しい!

カラフルなテントが並ぶコタキナバルのナイトマーケット

きらびやかな露天が並ぶ、コタキナバルのナイトマーケット

観光都市のコタキナバルは、買い物にも困りません。
大きなショッピングモールもあり、中にはブランドものから、手頃な雑貨まで、幅広い商品が並んでいます。
おすすめは、コタキナバル中心部のガヤ通りで毎週日曜日に開催されているのが「サンデーマーケット」。
おみやげ探しにはもってこいです。
マレーシアのおみやげといえば、上質感とリーズナブルさを兼ね備えたシューズ類が人気。
ショッピングモールやマーケットなどで、ぜひお気に入りの一足を見つけましょう。
他にも、ボルネオ島ならではのエキゾチックな民芸品や、高保湿力が女性にうれしいナマコ石けん、美容と健康に効果が高いココナッツオイル、おいしいと評判のマレーシアの紅茶もおみやげに好適です。

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投稿日:2018.04.19

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